2022.2.19
短期間でダイエットを成功させるために知っておきたいこと
ダイエットに取り組んでいる方のなかには、「○月までに○kg減量したい」と具体的な目標を決めている方も多いでしょう。「短期間で一気に痩せたい!」と考えたときに、どのような方法でダイエットを行なうのが効率的なのでしょうか。
また、短期間での減量を成功させたとしても、その後のリバウンドも気になるところです。そこで今回の記事では、短期間でダイエットを成功させるために知っておきたいことや注意点、おすすめのダイエット方法などについてご紹介します。
短期間で痩せるには自分の身体について知ることが大切
短期間で目標体重にたどり着くためには、まずは自分の身体についてしっかりと理解しておくことが大切です。ここでは、ダイエットにチャレンジする方が覚えておきたい数値をご紹介します。
BMI
BMIとは「Body Mass Index」を略したもので、ボディマス指数とも呼ばれます。体重と身長をもとにBMIを算出することで、肥満の程度を判断できます。
BMIの計算方法は、以下のとおりです。
BMI(kg/㎡)=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
なお、日本肥満学会の基準では、以下のように肥満度を判断します。
・BMI18.5未満:低体重(やせ)
・BMI18.5以上25未満:普通体重
・BMI25以上:肥満
最も病気になりにくいといわれているのが、標準体重とされるBMI=22のときです。自分の身体の状態を正しく把握するためにも、BMIを算出して肥満度をチェックしておきましょう。
体脂肪率
体脂肪率とは、「体重における体脂肪量の割合」を指します。体脂肪率の計算式は以下のとおりです。
体脂肪率(%)=体脂肪の重さ(kg)÷体重(kg)×100
男性の場合10~19%、女性の場合は20~29%が健康的とされ、それ以上の数値になると「肥満」と判断されます。
筋肉量
筋肉量とは、「筋肉組織の重さ」のことです。加齢や運動不足によって筋肉量が減少していくと、エネルギー消費量も減少していきます。
脂肪の蓄積を防ぐためには、筋トレやスポーツで筋肉量を増やして、摂取カロリーよりも消費カロリーを多くしていくことが大切です。
基礎代謝量
基礎代謝量とは、「生命維持のために必要なエネルギー代謝量」のことです。
人間の身体は安静にしているときでもエネルギーを消費しており、筋肉量が増えると基礎代謝量も高くなります。ダイエットを成功させるためには、基礎代謝量を増やして「痩せやすい体質になること」がとても大切なのです。
水分量
健康的な身体を作り上げるためには、水分が欠かせません。一日に必要な水分量を把握するには、アメリカのMayo Clinic(メイヨー・クリニック)の計算式を使ってみましょう。
・30歳未満:体重(kg)×40
・30歳以上55歳以下:体重(kg)×35
・56歳以上:体重(kg)×30
上記の数字をさらに990.5で割ったものが一日の水分摂取量(L)の目安です。
例えば、35歳で体重55kgの方であれば、次のようになります。
55×35÷990.5=1.94L
ちなみに、セルフエステのボディアーキでは、これらの数値を測れる体組成計「InBody」を全店で導入しています。
短期間のダイエットで注意すべきこと
たとえ短期間で体重を一気に落とせたとしても、のちのちリバウンドするようでは意味がありません。美しい体型をキープするためにも、以下の注意点を押さえておきましょう。
極端な食事制限はしない
厳しい食事制限を集中的に行なえば、短期間でも理想の体重を実現できるかもしれません。しかし、ダイエット期間を終えたあとも同じような食事制限を続けるのは難しいものです。たとえ続けられたとしても、健康面で問題が起きる可能性が高まります。
食べ過ぎに気を付けることはもちろんですが、何よりも栄養バランスのとれた食生活を心がけることが大切です。また、ゆっくりと噛んで味わうことで、満腹感を得やすくなるでしょう。
安易にサプリメントに手を出さない
ダイエットに興味がある方のなかには、「短期間ダイエットなら、サプリメントが一番手軽じゃないの?」と思う方もいるかもしれません。しかし、市販のサプリメントを飲むだけでは、短期間で健康的に痩せるのは難しいでしょう。
さらには、自分の体質に合ったサプリメントを選んだり、信頼できるメーカーであるか判断したりするのも大変です。サプリメントだけに頼るのではなく、適度な運動・食生活の見直しを行ないながら、健康的に痩せていくのが望ましいでしょう。
ハイペースで体重を落とさない
短期的な食事制限で体重を落とす方法もありますが、そのあとリバウンドで一気に太ってしまう方が多いことも事実です。急激に体重を落とすと身体が飢餓状態となり、脂肪を溜め込みやすい体質になってしまいます。
基本的には、短期間での体重減少を目指すよりも、時間をかけて地道にダイエットしていくほうがよいでしょう。時間をかけて体重を落としたほうが、極端なリバウンドも起こりにくくなります。
短期間で痩せるためのダイエット方法
最後に、短期間で痩せるために効果的なダイエット方法をご紹介します。
筋トレ
「筋トレで筋肉が太くなったらどうしよう」と考える方もいるかもしれませんが、筋トレはダイエットを成功させるのにおすすめの方法です。筋トレで筋肉量と基礎代謝量を高めることで、より痩せやすい身体に導くことができます。
筋トレを行なうと、筋肉が破壊されたあと「超回復」で筋肉が修復されて、筋力を向上することができます。超回復には1~2日程度かかりますので、毎日異なる部位を鍛えて、効率的に筋トレを行なうことが大切です。
有酸素運動
有酸素運動とは、酸素を取り入れながら行なう運動のことです。呼吸しながら運動できるため、運動に慣れていない方でも長時間取り組みやすいのがメリットといえます。
ダイエット中の方に人気の有酸素運動といえば、ウォーキング・ジョギング・水泳・ヨガ・サイクリング・フラフープ・踏み台昇降運動などさまざまな種類があります。何よりも継続することがとても大切なので、自分にとって続けやすい運動を選んでみてください。
ストレッチ
「ダイエットのために簡単なことから始めたい」という方には、正しいストレッチ方法を学ぶのがおすすめです。特別な道具がいらないため、起床時や就寝前など短時間でも手軽に行なえます。
ストレッチを習慣化することで筋肉・関節がほぐされ、脂肪燃焼率を高める効果が期待できます。血行不良の改善、むくみや冷えの解消も期待できるのが良い点です。
ストレッチだけで体重を短期的に落とすのは難しいですが、他の運動と上手に組み合わせることで、ダイエット効果をさらに高められるでしょう。
ファスティング(断食)
ファスティング(断食)とは、その名のとおり「一定期間、食事を断つ」というダイエット方法です。ファスティングを行なうことで胃腸が休まり、本来の働きを取り戻すことができるとされてます。
また、自律神経を整えて精神的に安定させる、体内の老廃物・毒素を排出して美肌に導くなど、その他にもうれしい効果が期待できるのが魅力的です。
ファスティングは半日だけ行なう軽いものから、1週間ほど行なう本格的なものまで、さまざまなタイプがあります。ただし、やり方を間違えると体調を崩してしまうため、無理のない計画を立てることが大切です。
持病がある方・妊娠中の方・高齢の方など、体力や体調に気になる点がある方は控えたほうがよいでしょう。
エステ
短期間でスムーズに痩せたいなら、エステサロンに通うのもおすすめです。エステサロンに置いてある本格的なエステマシンで施術を行なうことで、理想の体型にスムーズに近づけます。
自分ではケアしにくい部位にもアプローチできるので、「足の太さが気になる」「ぽっこりお腹を何とかしたい」のような悩みがある方は、エステサロンで集中的にケアしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
自分の力だけで、短期間でのダイエットを成功させるのはとても大変です。エステサロンに何度も通い、短期間でのダイエットを成功させたいところではありますが、高級エステサロンの施術は1回2~3万円ほどかかります(当社調べ)。
それでもエステサロンの施術が気になっている方は、セルフエステのボディアーキを試してみてはいかがでしょうか。ボディアーキでは、一人でも簡単に扱え、「エステティック業界ベストアイテム2020」の「痩身部門」大賞を受賞しているマシン「フォースカッター」が使い放題です。
ダイエットのためには、身体を温めることも大切です。「フォースカッター」はWラジオ波(モノポーラとマルチポーラ)によって身体を深部まで温め、コンディションアップを目指せます。さらに、電気刺激のEMSによる筋肉へのアプローチ、特殊ヘッドによる吸引作用によって、スッキリとしたボディラインへと導きます。
継続的に自分でマシンをかけ、大きな鏡で定期的にシルエットを確認し、自分に向き合う時間を週に一度つくることも、ダイエットには大切です。
また、記事内でも紹介したように、ボディアーキでは体内のあらゆるデータを計測できる体組成計「InBody」を全店に導入しています。
少しずつ変化していくご自身の身体を、詳細なデータで把握できるので、美しいボディラインに近づけるための指針になるでしょう。
さらに完全個室であるため、「施術中に人目が気になる……」といった心配もありません。
ボディアーキで継続的にケアを行なうことで、理想としているボディラインを目指せます。手ぶらでお越しいただけますので、興味のある方はぜひ初回無料体験を利用してみてください。
詳しくはこちら
監修者
小管 美緒
(こすげ みお)
理学療法士。ウィメンズヘルス(女性の健康)を専門的に研究し、骨盤底筋やインナーマッスルに対する個別指導を行ってきた経験をもつ。埼玉県理学療法士連盟女性局主催第1回研修会で講師を担当。