ゆで卵ダイエットとは?方法やポイントを解説

ゆで卵ダイエットとは?方法やポイントを解説

ダイエット中の食事制限で強い味方となるのが、ゆで卵の存在です。卵は値段が安く、スーパーでもコンビニでも簡単に手に入れられるため、ダイエットに活用しやすい食材といえます。

しかし、日頃からゆで卵を積極的に食べていても、ゆで卵がなぜダイエットに効果的であるのか、具体的な理由を知らない方も多いかもしれません。そこで今回は、ゆで卵がダイエットに効果的といわれる理由、ゆで卵ダイエットのやり方や気を付けたいポイントを解説します。

ゆで卵がダイエットに効果的な理由

まずは、ゆで卵がダイエットに効果的とされる理由について見ていきましょう。

高たんぱく・低糖質

ゆで卵は高たんぱく・低糖質の食材であり、栄養が豊富でダイエットに適した食材といわれています。たんぱく質は体内で筋肉の材料となるため、ゆで卵をしっかり食べることで筋肉量が増え、代謝量アップにつながるというわけです。

また体重増加の要因として、糖質の摂り過ぎが挙げられますが、ゆで卵は低糖質の食材です。そのため、ダイエット中でも比較的食べやすいといえるでしょう。

食べ応えがあり、腹持ちもよい

ダイエット中は適切な食事制限が必要となりますが、空腹感を我慢し続けるのはストレスが溜まるものです。したがって、食べる量を増やすよりも、食べ応えがあり、腹持ちのよいものを選ぶことを意識してみましょう。

ゆで卵を選ぶ際には、半熟ゆで卵よりも固めのゆで卵の方が食べ応えがあるだけでなく、胃の中に留まる時間が長く腹持ちもよいため、ダイエットに最適です。

調理で油を使用しない

卵料理は目玉焼きや玉子焼き、スクランブルエッグ等、いろいろなバリエーションがありますが、調理の際に油を使用する場合は、当然その分カロリーが高くなります。

一方のゆで卵は、生卵をゆでるだけなのでヘルシーです。加熱方法が変わっても、卵自体のカロリー量は変わらないため、ダイエット中はゆで卵がおすすめです。

ゆで卵ダイエットの方法

ゆで卵ダイエットの方法

続いては、ゆで卵ダイエットの方法を具体的に見ていきましょう。

朝食に取り入れる

朝食にゆで卵を食べることで、たんぱく質を朝から摂取できます。睡眠中に減少したたんぱく質を補うことは筋肉量アップや代謝アップにつながるため、痩せやすい体質に近づけるでしょう。

主菜にゆで卵を使用する

肉や魚をたくさん食べていると、カロリーが気になるかもしれません。食事のカロリーが気になる場合は、主菜にゆで卵を使用するのも一つの方法です。

ただし、ゆで卵がメインの日が続くと、「食事の楽しみが減ってしまう……」と感じる方もいるでしょう。ダイエットを長続きさせるためにも、肉や魚を時々取り入れるなど工夫をしてみましょう。

おやつの代わりに食べる

本格的なダイエットに取り組もうとしても、「お菓子をどうしても止められない」という方も多いかもしれません。そのような方には、空腹感をまぎらわせる方法として、ゆで卵をおやつに食べることをおすすめします。

ゆで卵は糖質が少ないため、ダイエット中の間食にぴったりな食べ物です。作り置きをしておけば、忙しいときでも手軽に食べられます。腹持ちがよいので、お菓子の食べ過ぎも防げるでしょう。

ゆで卵ダイエットを行うときのポイント

ゆで卵ダイエットを行うときのポイント

最後に、ゆで卵ダイエットを行う際に注意したいポイントを紹介します。

食べる個数は一日1~2個

ゆで卵が栄養豊富でダイエット向きとはいえ、大量に食べれば摂取カロリー量も増えていきます。そもそも、「ゆで卵を食べた分だけダイエットできる」というよりは、「主食や主菜、お菓子をゆで卵に置き換える」ことで体重減少へとつながるわけです。

なお、卵はコレステロール値がやや高い食材でもあるため、ダイエット中に食べるゆで卵の数は一日1~2個程度に抑えることをおすすめします。

固ゆでのゆで卵を食べる

ゆで卵を食べるなら、できるだけ固ゆで状態で食べたほうがダイエットには効果的です。なぜなら、固めのゆで卵を噛むことで脳の満腹中枢が刺激されて、早めに満腹感を得られるようになるためです。

ゆで卵ダイエットを続けていると、「とろとろの半熟ゆで卵が食べたい……」「ゆで卵以外の卵料理も食べたい……」といった欲求が出てくるかもしれません。しかし、ダイエット効果を高めるという意味では、固めのゆで卵を食べることをおすすめします。

ただし、ゆで卵がメインの日が続くと、「食事の楽しみが減ってしまう……」と感じる方もいるでしょう。ダイエットを長続きさせるためにも、肉や魚を時々取り入れるなど工夫をしてみましょう。

味に飽きたら、脂質の少ない調味料で味付けをする

ゆで卵の味に飽きてしまったら、調味料で味を変えてみるのがおすすめです。ゆで卵自体は淡泊な味ですので、組み合わせ可能な調味料もたくさんあります。

ただし、マヨネーズのようなダイエット向きでない調味料は避けたほうがよいでしょう。調味料を選ぶ際には、カロリー量や脂質量を調べてから使用するようにしてください。

ゆで卵だけを食べるのではなく、他の食材も食べる

ゆで卵は「完全栄養食品」といわれるほど、栄養価の高い優秀な食材です。しかし、ゆで卵だけを毎日食べ続けるのではなく、他の食材も一緒に食べるようにしましょう。

過去には、ゆで卵だけを大量に食べるようなダイエット方法が注目されたこともありました。しかし、ゆで卵に限らずどのような食材であっても、同じものを食べ続ければ栄養が偏ってしまいます。

ゆで卵は栄養素を豊富に含んでいますが、食物繊維とビタミンCが含まれていない点に注意が必要です。ゆで卵と併せてサラダやフルーツを食べるなど、足りていない栄養素を摂取できるよう献立を工夫しましょう。また、ゆで卵だけでは脳のエネルギー源である炭水化物が不足してしまうため、適量のご飯やパンも食べることが大切です。

まとめ

ゆで卵は栄養素が豊富で、ダイエット向きの食べ物といえます。ゆで卵を日々の食事に取り入れて、理想のボディラインを目指しましょう。

ダイエット中は、ジムやエステサロンに通うことでモチベーションアップにつながります。しかし、パーソナルジムや高級エステサロンは費用が高く、気軽に利用しづらいかもしれません。「エステにお手頃料金で通いたい」という方には、セルフエステのBODY ARCHIの利用をおすすめします。

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井澤 綾華(いざわ あやか)

監修者

井澤 綾華

(いざわ あやか)

北海道で4代続く農園を運営する傍ら、料理研究家として、レシピ開発、料理教室、栄養学の情報発信や各種講演会などで精力的に活動中。

保有資格:
・管理栄養士
・栄養教諭第一種

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